これからは、大学でどんな授業を受けたかや、生活などを書いていこうと思います。
あんまり細かいところまで覚えてないけど、書きながら思い出したいなっていう期待があります。
大学院留学のスタートは、9月半ば過ぎ、新入生オリエンテーション開始数日前に、日本からドーハ(カタール)経由でマンチェスターに20時間近く掛けて飛び、マンチェスターから大学の送迎バスに乗るという旅路から始まりました。
大学のキャンパス内の寮では、希望するような形態の部屋はもういっぱいになっており、大学が斡旋していたStudent Castleという民間の学生寮に住むことに決め、そこまで送迎バスで届けてもらいました。
渡英前に申し込みで、Student Castleが提供しているキッチンセットとか寝具セットとかがあったのですが、絶対に必要のない中華鍋みたいなのとか、ド派手な色のベッドシーツとかが含まれてそれぞれ良い値段していたので、現地で自分で調達しようと思って何も事前に買わなかったわたしは、部屋に着いて最初の試練に立ち向かうことになるのでした。
布団も何もない。
(あるのはマットレスだけ。)
(あるのはマットレスだけ。)
しかも、暖房のつけかた教えてくれたけど、よくわからない上に、あんまり暖かくない。
温かいお茶も飲めない(お湯が沸かせない)。
日本だと9月じゃまだまだ暑いですが、ヨークは日本の11月下旬くらいの寒さでした。
日本で実家を出てから24時間後、やっと布団で横になって寝られる〜シャワーも浴びてゆっくりできる〜って時に、ベッドのシーツも掛け布団も何もなく、わたしはマンチェスターで引っ張り出した冬のコートにくるまって、暖房のろくにきいていない部屋で寝ました。悲しかった・・・。
そして翌日から、わたしの家具家電調達が始まりました。
イギリスでも、日本でいう100円ショップのようなところや、西友のようなスーパーがあります。
わたしがまず向かったのは、PoundlandまたはPoundworldという100円ショップです。
まあ、厳密には当時1ポンド=150円くらいだったので、100円ショップではないのですが・・・。
9月で新学期が始まる時期だったので、Poundlandでも新生活応援セットみたいなものがたくさんおいてありました。普段はないということがわかったのですが、その時は掛け布団とかベッドシーツとか、ブランケットとか、プラスチックのおたまやフライ返しセットみたいなものが5ポンド〜7ポンドで売っていました。
次に向かったのは、Primarkという、日本でいう「しまむら」みたいなお店です。
ここでは洋服だけでなく、寝具も売っていたので、わたしはこちらでベッドシーツを買いました。枕も後に買って使っていました。
そして最後に、Sainsbury’sというスーパーに向かいました。ここでも新生活応援セットみたいな感じで、フライパンやまな板などが安く売っていたので、こちらで購入しました。
部屋完成〜!
ちなみに、イギリスには、
Morrison’s
TESCO
Coop
Sainsbury’s
Waitrose
Marks & Spencer (M&S)
など、いろんなスーパーがあります。
列挙した上から下に向かってグレードが上がっていく感じです。
ディスカウントスーパーから東急ストアや成城石井まで、みたいなグレードの違いでしょうか(笑)
わたしは先ほど書いたように、生活用品はPoundland、Primark、Sainsbury’sで大まかに揃えた後、ケトルやアイロンなどはAmazon.ukで集めたのですが、あとで中国人のクラスメイトから聞いたところ、Morrison’sでも新生活応援のような商品がたくさんあって、いろいろ安くて良い生活用品が買えたようです。
前回の記事に書いたように、Yorkの街は城壁に囲われているのですが、わたしが行ったお店は城壁の中にあり、Morrison’sはわたしが住んでいた寮にとても近かったのですが、城壁の外にあり、まだYorkに慣れていなかったわたしはそこまで冒険して散策できずに狭い行動範囲で買い揃えてしまいました。
でも、Student Castleがセットで売っていた物より、必要な物を必要な分だけ、総額も安く抑えることができたので、オッケー!
・・・ということで、無事に生活準備が整ったわたしは、大学でのビザの手続きや新学期開始のオリエンテーションも受けつつ、学校生活開始の準備も整えていきました。教科書も一冊、Amazonで買いました。
ちなみに、日本と違って、教科書は購入必須ではありません。図書館でも借りられますし、大学側でも先生が必要箇所をPDFで配ってくれたりします。
学費は高いですが、そういった在学期間中の金銭的な負担は比較的少ないかもしれません。
というわけで、次回は大学について書きたいと思います!